床の間と書院格子を玄関ホール先の廊下に移設。 足を踏み入れるとまるで高級旅館のような雰囲気に包まれます。
以前は和室の奥の目立たない場所にあった立派な床の間と書院格子。 本格的で歴史ある部材は再利用し、間接照明を取り入れ象徴的な空間に。
数十年前に改修された玄関はそのまま再利用し、新たに下駄箱と飾り棚を造作
既存の和室は畳を入れ替え、襖を新調。 天井や木の建具は昔のままを残し、代々受け継いだ歴史を感じる空間です。
木の建具はあえてそのまま残すことで、重厚感を損なわず新旧の調和が美しい和室になりました
以前は8帖と10帖の二つの和室で構成されていた空間は、30帖超えの開放的なLDKへ。
隣にパントリーを備えた、広々とした対面キッチン。 リビングを見渡すことができ、気持ちよく家事ができること間違いなし。
重厚な書院はそのまま残し、ここにも歴史を感じる一場面が。 堂々とした佇まいが印象的です。
増築によって後から建てられた部分を新たに作り替え現代的な洗面室へ。 最新設備を取り入れました。
古民家特有の長い廊下は、窓をペアガラスにすることで断熱性がぐんとアップ。 自慢のお庭を眺める寛ぎのスペースとなりました。
8帖の和室だったお部屋は現代的な洋室に。アクセントウォールが印象的なワークスペースです。
必要な箇所を補修して歴史ある外観は崩さずに維持します。 時が経つほど木の色合いにも変化が生じ、より美しさが増します。