伝統的な日本家屋の風格ある佇まい

庭には白い砂利を敷き詰めて飛び石を置き、枯山水風に。元々あった植栽とも調和し、一日中眺めていても飽きない庭に

外観は大きく風合いを変えることなく、機能性は向上。下見板張りは活かし、その他は焼杉を使用。元の黒い漆喰部分は白色に塗り替え、コントラストを出すことですっきりとした印象に

既存のけやきの巾木を生かし、床・天井には無垢材、壁は漆喰の真壁づくり、木の温もりを感じる玄関に

ＬＤＫは壁際に無垢のオリジナル造作家具と暖炉を配して温もりを感じる空間に。壁面の一部はポーターズペイントで塗装し、明るすぎない水色がモダンな雰囲気です

天井や欄間など、そのまま活かせるものには手を加えず、仕上や照明を変えることでイメージを一新した続き間の和室

玄関正面の壁にはニッチスペースを設け、使わなくなった床の間の書院欄間を再利用して飾り付けています

枯山水の美しい庭が見える広縁。外側の木製サッシは外から見た時の趣ある外観を活かす為にそのまま利用。和室側に鋼製サッシを設けて寒さ対策をしました